高知さんさんテレビ

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第155回 高知さんさんテレビ 番組審議会議事録

日時
平成24年7月17日(火) 14:00~15:30
場所
高知さんさんテレビ 2F 会議室
対象番組
FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品
「若者ホームレス 崩れる北海道の底」
平成24年7月15日(日)深夜0時25分~1時20分放送
北海道文化放送制作

議事概要

  • 戦後の終身雇用制度崩壊、社会保障問題など今の日本が抱える様々な問題が背景に見えた良くできたドキュメンタリーだった。労働市場における問題も改めて浮き彫りになったが、「なぜ北海道か」を考えさせられた。
  • 今のいわゆる格差社会の中でキーワードとなる“虐待”や“生活保護”、“離婚”や“非正規雇用”などの言葉が全てこの番組で語られていた。ホームレスを支える支援者の苦労、努力に感心した。取材記者の背中や横顔が見えているのもドキュメンタリーらしくよかった。
  • 行政はどこまで取り組んでいるのか、ベトサダの運営資金はどういったところから出ているのかなど、側面的な部分も取り上げてほしかった。
  • 支援をもらっていたカップルがどういった理由で突然姿を消したのかが気になった。いなくなったからそこで取材を終えるというのはいかがなものか。2人が消えてしまった原因や心理こそ知りたいところであり、その辺りをもっと深く描いてほしかった。
  • 登場人物が多く、1時間の間に詰め込みすぎたように感じた。あっという間に視ることができて面白かったが、もっと深くテーマを追求すればさらに中身の濃い内容になったのではないか。
  • 高知にも似たような現状はあり、全国的にも社会問題になっているのではないかと感じた。取り上げたホームレスはまだまだ若いのにもったいない。もっと頑張る姿を見たかったし、頑張る気持ちを前面に出してほしかった。
  • 取り上げた3組とも表面だけを繋げたような印象で、捉え方が甘くメッセージ性に欠けていたという印象だ。若者の意識はどうしてこんなにも甘くなっていくのか、というもっと深層の部分を取り上げてもらいたかった。
  • 出演者は堂々と自分の顔を出して、意見を主張したらいいのではないか。悪いテーマであっても表に出てきちんと意見を言えるように仕向けるのはテレビ局の取材陣の力であり、問題意識の持ち様である。
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