高知さんさんテレビ

  • twitter
  • facebook

第149回 高知さんさんテレビ 番組審議会議事録

日時
平成24年1月11日(水) 14:00~15:30
場所
高知さんさんテレビ 2F 会議室
対象番組
SUNSUNドキュメンタリー
『遺す、ことのは ~特攻の始まりと終わりのこと~』
平成23年12月29日(木) 午後2:35~3:30放送
高知さんさんテレビ 制作

議事内容

  • 太平洋戦争の開戦70年に、日本軍の採った非情の戦法、特攻をテーマとした価値ある証言で構成されており、分かりやすく色々な面で深く考えさせられる良い番組だった。
    “ことのは”という言葉を使いたくなった制作者の心情が良く分かり、残さなければいけない大切な言葉をたくさん聞くことができた。
  • 記録映像や写真、印刷物の映像等を効果的に使用し、抑えられたナレーションで高知に関係する特攻兵のようすを客観的に紹介しており、落ち着いて見ることができた。また、表だった主張を抑制しつつ、見ている側に判断を委ねようとしている点、好感がもてた。
  • 戦争体験者の証言を聞くと、当時「戦争に行かなければならない」という思いで生きてきた人が、今ようやく一部でも“本音”を吐き出していいのかな、という時代がきたように思えた。
  • 紹介された特攻隊の方が勇敢であり英傑であったという証言があったが、当時の不条理な世の流れの中に組み込まれてしまった人達だと感じた。戦争のとてつもない不条理というものを淡々と見せつけられた番組だった。
  • 自衛隊の展示物や特攻隊の手記等、亡くなった方の魂が宿っているようなものをもう少し見せてほしかった。また、特攻隊の人達は何を思って死んでいったのかということももっと描いてくれていれば良かった。
  • 戦争自体を伝えるのに特攻のことだけで伝えようとするのは少し無理があると思った。こういった歴史的事実があったという見せ方は分かるが、報道番組としてはメッセージ性に欠けていたように感じた。
  • このようなドキュメンタリー番組を年末の慌しい時期に放送するのはもったいない。視られなかった人も多いと思うので、もう少し放送する時期を考えた方が良かったのではないか。
error: Content is protected !!