高知さんさんテレビ

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第127回 高知さんさんテレビ 番組審議会議事録

日時
平成21年10月7日(水) 14:00~15:30
場所
高知さんさんテレビ 2F 会議室
対象番組
「最貧国シエラレオネの苦境 子どもたちの悲しみと現実」
フジテレビ 制作
平成21年9月1日(火) 15:00~15:30 放送

議事内容

  • チャリティキャンペーンの一環としての番組であり、最も「貧しい国」シエラレオネで死んでいく赤ちゃんや生き抜こうとする少年の姿が描かれていたが、30分という時間の制約もあって、説明不足、中途半端との印象が拭えなかった。
  • この国の「貧困」を示す客観的な指標や、どうして「最貧国」となってしまったかという原因、歴史的・地理的要因、国家間対立や内戦・部族間の抗争などの要素が番組に十分盛り込まれておらず、“お涙ちょうだい”のルポで終わってしまっている。
  • 期待して視聴に臨んだが、場面と場面が効果的につながっておらず、情緒的訴えだけが上滑りした。肝心のどういう支援をすべきか、という点も見えてこなかった。せっかく苦労したアフリカ取材でありながら、もったいない、と思った。
  • この国の「希望」をつなぐ意味で、もっと大人たちの姿も登場させて欲しかった。取材に行った女子アナが、シエラレオネの現実に直面しても緊迫感に欠ける対応が目立ち、どういう感想を持ち、何を考えたか、というような点も希薄だった。
  • ドキュメンタリーとしては「コア」の部分に欠けており、物足りなかった。が、「キャンペーンのためのコマーシャル・メッセージ」、“ドキュメンタリーCM”として見れば、十分な情報量があった、といえるのではないか。
  • 限られた時間の中では、キャンペーンとして伝えるべき内容は伝わってきた。「もっと勉強がしたい少年」の姿、その高い志には感動した。よくあんな少年を見つけてきたと思う。少年の今後を追跡取材して欲しい。
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