高知さんさんテレビ

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第124回 高知さんさんテレビ 番組審議会議事録

日時
平成21年6月3日(水) 14:00~15:30
場所
高知さんさんテレビ 2F 会議室
対象番組
「拝啓 龍馬殿 ~桂浜に寄せられる“希望”~」
高知さんさんテレビ制作
平成21年5月10日(日) 16:30~17:25 放送

議事内容

  • 桂浜に立つ坂本龍馬銅像を巡って、龍馬記念館を訪れた人たちが「龍馬への手紙」を通して、自らの人生や体験、国家・社会への思いなどを語るとともに、銅像建立にまつわる興味深いエピソードを織り込んで制作した意義あるドキュメンタリーだった。
  • 龍馬という歴史上の人物に仮託して、現代人の心のありようを描こうとする試みが見て取れ、構成のバランスも良かったと思う。特に、シベリア抑留体験者のエピソードを取り上げたことが作品に厚みをもたらしている。
  • 龍馬をもてあそぶような過剰演出もなく、歴史的考証を行い、史実に忠実な捉え方をしていたところは評価出来る。銅像をデザインした彫塑家の本山白雲だけでなく、鋳造者・角川健治の努力と芸術的価値に着目して掘り下げた取材は見応えがあった。
  • 龍馬に対する視点や手紙の内容は、男性と女性で異なっている点が浮き彫りになっていて面白かった。特に、龍馬に元気づけられた現代女性のエピソードが新鮮味を感じたが、若い男性の龍馬観も紹介してもらいたかった。
  • 龍馬という人物にこれほど多くの現代人が思いを寄せていることを知らされ、改めて驚かされ、興味をかきたてられた。ただ、「拝啓龍馬殿」の手紙と「銅像建立物語」との関係・結びつきを捉えるのに、視る側としては少し時間がかかった。
  • エピソードとして初めに選んだ「手紙の主」が、必ずしも魅力を感じず、最後まで視続けるには“忍耐”が必要だった。ドキュメンタリー番組としては訴える内容に乏しかった。ナレーションの一部に気になる言い回しがあった。
  • 龍馬像にかかわるエピソードを紹介する番組だな、と思ったら素直に最後まで視られた。ただ、特別な感動もなかった。インタビュー場面などで、画面に雑な背景処理が見受けられた。
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