高知さんさんテレビ

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第112回 高知さんさんテレビ 番組審議会議事録

日時
平成20年4月2日(水)14:00~16:00
場所
高知さんさんテレビ 2F 会議室
対象番組
高知さんさんテレビの番組全般について、および、放送業界全体について

議事内容

さんさんテレビの番組全般、テレビの在り方全体について懇談会形式で審議した。近年、増加傾向にあるお笑いトーク番組やバラエティー系番組について厳しい 意見や指摘が数多くあった。

  • どのチャンネルも「お笑いづくし」の様相を呈し、日本列島に「受け狙い」の軽薄な笑いが充満している。視聴率を取るためだけの安易なお笑い路線は、テレビ局制作マインドの劣化であり、視聴者を愚弄している。
  • お笑い系のタレントらをひな壇に並べ、出演者のいじり方だけで番組を進めるいじり芸人参加型のような見え透いた笑いには耐えられない。もっと「笑い」を大切にした企画が求められている。
  • テレビが伝えようとする政治、経済、教育、文化等、あらゆる分野に「お笑い的発想」を持ち込もうとする傾向が目につく。番組で笑いを取ることが自己目的化し、常態化している。テレビを視る側もそれを求めるような土壌があり、文化的後退を危惧する。
  • お笑い番組で、相方を痛みつけて笑いを取るパフォーマンスが、たたく、蹴る、投げ飛ばす…と、どんどんエスカレートして歯止めがきかない状況にある。批判力の乏しい青少年に悪い影響を及ぼすだけでなく、社会全体の道徳的退廃を招く。
  • 半面、何でも「お笑い芸人番組」のせいにするのは一方的、との意見もあった。 お笑い系トーク・バラエティー等について、一定の水準を保っているとする評価や 企画力、構成のうまさで視聴者を引きつける番組もある。
  • テレビ出演の頻度が高いコメンテーターやいわゆる専門家のレベルが低く、誤っ た方向へ誘導するケースもある中で、庶民目線のタレントによる問題提起や、時事 問題等のリポート、解説等は、むしろ、分かりやすく親しみも持てる。
  • いわゆる「お笑いタレント」の効用、役割は容認するけれど、バラエティー等に出演するテレビ局アナウンサーの基本的な知識不足が際だつケースが目につく。視聴者に「情報を正しく伝えるプロ」としての役割と使命を忘れないでほしい。
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