高知さんさんテレビ

  • twitter
  • facebook

高知のニュース

神の子の結婚式“ちりへっぽ”

縁結びのパワースポットとして知られている須崎市の鳴無(おとなし)神社で伝統の「ちりへっぽ」が行われました。 浦ノ内湾に面する鳴無神社は、国の重要文化財に指定されていて、参道が海に向いていることから「土佐の宮島」とも呼ばれています。 毎年この時期に行われる「ちりへっぽ」は、五穀豊穣と子孫繁栄を願う伝統行事で、地元の子どもたちの中から選ばれた“神の子”を連れた一行が、「四方八方」を意味する「ちりへっぽ」という言葉を唱えながら、“神の子の結婚式”を執り行ないます。 巫女による「浦安の舞」が奉納された後、“神の子”は三三九度をあげ、お酒ではなく乳酸菌飲料で婚姻の杯を交わします。 小さい手で杯を交わす微笑ましい姿に、集まったアマチュアカメラマンたちは、しきりとシャッターを切っていました。 少子化のため、地元から“神の子”を選ぶのが難しい地区も出てきているといいますが、関係者は、古式の形を残した日本でも数少ないこの祭りを後世に伝えていきたいとしています。
error: Content is protected !!